【2018年6月26日公開2022年1月更新】
めもりぃオブ昭和をご覧戴き有難う存じます。
買ってしまいましたヤフオクで↓
別冊マーガレット 昭和52年(=1977年)6月号です(笑)
別冊マーガレットとは
『別冊月刊マーガレット』とは、1963年(=昭和38年)、総合少女週刊誌『週刊マーガレット』の別冊として創刊された漫画雑誌。
1965年(=昭和40年)に月刊化されたそうです。通称”別マ”
2014年に創刊50周年記念のイベントが色々開催された模様で、WEB上では表紙絵まつり(まつり?)があり、私はそこで昭和52年の別マ6月号を探し当てたのでした。
別マの表紙やカラー扉絵を観ることが出来ます↓
別マ昭和52年6月号の思い出
あれは小学二年生の頃、おバカさんがひくという夏風邪で数日高熱で寝込んだ時のこと。
親が、ベッドから出られなかった私に、アイスとともに与えてくれたのが別マ6月号。
私、こうみえても(みえないって)生まれた時から病弱で、一週間くらい学校を休むことなんてざらでした。
なのに、なぜかこの時だけそういうこと(親がマンガを買ってきたという珍事)があった、というのも40年以上経っても覚えている理由のひとつ。
ですが、何より、生まれて初めてのマンガはいきなり怖かったということが最大の思い出です(笑)
この別マ昭和52年6月号。
表紙絵は朝ドラ「半分、青い。」の記憶も新しい、くらもちふさこ。
『おしゃべり階段』の連載が始まる前の年の作品です。
もくじはこちら↓
『スケバン刑事(デカ)』でお馴染み和田慎二、
『伊賀野カバ丸』の亜月裕、
ほかに西条美恵子、河あきら、石井房恵、夏芽あこ、沖倉利津子と、豪華執筆陣が御名前を連ねております。
和田慎二『朱雀の紋章』とは
さて、「いきなり怖かった」思い出の作品はというと、和田慎二『朱雀の紋章』↓
この作品、マーガレット表紙、左上によると、”100ページまんがうれしいシリーズ第6弾”
ま、そらそーだわね、人気作家さんの長編、100ページまんがなんて、フツーうれしいやな。
だがしかし。
これがいきなり鬼(=般若のお面)がでてきてコワー
お面の人の額に(お面の上から)ナイフが刺さって血が出てコワー
木に逆さにぶらさがった死体が出てきてコワー
両手首を切断されて絶命してござっしゃったシーンが出てきて……
って、これが巻頭カラー。
まじめな子供だった私は(?)きっちり巻頭から見始めまして、本当に怖かった。
モンダイのシーンはこちら↓
これを小二の子供が病床でみたんだからトラウマ級だよ。
今観るとそうでもないですが、昭和のお話、しかも刺激物はミリンダ↓くらいの時代の出来事ですから。
『朱雀の紋章』のストーリーは、ちょっと金田一耕助風味のサスペンスだったと思うのですが、コワかった印象が強すぎて、内容がさっぱり思い出せない。
そう思ったら『朱雀の紋章』がみたくてみたくてたまらなくなり←こわいものみたさ?
たまたま行き着いた(?)マーガレットの50周年記念サイトで『朱雀の紋章』が載っていた号の表紙を探し出し。
ふむふむ1977年6月号かと、インターネットで検索→ヤフオクで発見。
しかし、どうやって入札するんだろう、なんて怯んでモタモタしている隙にあえなく終了、ちーん。
あー、ビビってないで落としときゃよかったなー、まあでもタイミングじゃなかったのかもなー、そもそも、二度と読めなくて当然だしー。
なんてごちゃごちゃ思っていたら再出品を発見、見事?落札。
しかも、使用期限の迫っていたポイントが使えたというラッキーさ。
またポイントでマンガを買ってしまった。
ダラダラと言い訳しましたが、いい年ぶっこいてオークションでマンガを買ってしまったお話でした。
【追記】『朱雀の紋章』単行本情報
『朱雀の紋章』は単行本『ふたりの明日香』に収録されているそうです。
ご参考までに↓
『超少女明日香』も手に汗握るアクションとミステリー、子供心を鷲掴みにされました。
【追記その2】
この記事は2018年6月に公開したものなのですが、その後、2018年12月に『朱雀の紋章』のWikipediaが出来ていました。
『朱雀の紋章』Wikipediaには、子細なあらすじと単行本情報(上記と同じですが)が載っておりますので、キニなる方はお手数ですがWikipediaをご覧ください。
そして、さらに和田慎二ファンサイトを発見↓
こちらのサイトによりますと、和田慎二作品は電子書籍化されていないそうです。
漫画家さんによっては、電子書籍化をしないと決めておられる作家さんもいらっしゃるそうで、作家さんご自身のご意見を聞けないとなんとも複雑ですが、ファンとしては電子書籍化することで広い世代に観てほしいという思いもあります。
ファンサイト内にアンケートがあり、電子書籍化を希望するに一票入れました。
電子書籍の好い点は、画面を拡大できること、つまり老眼にやさしい。
しかしながら、見開きページのだいご味、はたまたZ読みに慣れている世代には縦読みは読みにくく。
B5版の単行本を出してくれるとありがたい
とブログには書いておこう。
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます🍀