【2019年7月24日公開2024年1月更新】
めもりぃオブ昭和をご覧戴き有難う存じます。
以前、こんな記事を書きました↓
またまた買ってしまいました、ヤフオクで↓
別冊少女コミック 昭和52年(=1977年)12月号です。
別冊少女コミックとは
『別冊少女コミック』とは、昭和45年=1970年に週刊化された『少女コミック』(当時は『週刊少女コミック』)の増刊として創刊された、小学館が発行する漫画雑誌。
通称”別コミ”、現在はその通称が雑誌名になり『ベツコミ(Betsucomi)』に。
1970年代は竹宮恵子、萩尾望都などで知られる”花の24年組”の活躍の場でもありました。
別コミ昭和52年12月号
別コミ昭和52年12月号の表紙は萩尾望都↓
ちょうど『百億の夜と千億の昼』の頃のようです↓
萩尾望都と言えば、こちら↓
https://twitter.com/nazekini/status/1291572467895394304
早速観ました↓が、綺麗✨
そしてアプリが欲しくなりました←アップルの思うつぼw
別コミに話を戻して。
もくじはこちら↓
”24年組”ささやななえ(現ささやななえこ)のお名前もあり。
もとやま礼子、まるやま佳、ありさか邦、岸裕子、星合操、吉田秋生、伊東愛子などなど。
平仮名のお名前が多いですね。
内容を観ると、”少女”とついている割にあまりキャピキャピした感じがなく50を過ぎた今観ても違和感ないです。
私が『別冊少女コミック』昭和52年12月号を購入した理由は、タイトル通り吉田秋生の『楽園のこちらがわ』を探し求めてのことでした。
届いてみると、40年以上前の雑誌にもかかわらず、かなり綺麗でうれしかった♪
『楽園のこちらがわ』とは
『楽園のこちらがわ』 とは、『海街ダイアリー』『BANANA FISH』等の大ヒットコミックスで有名な、吉田秋生の作品。
また、私が最初に観た吉田秋生作品でもあります。
『楽園のこちらがわ』は進学校でついて行けなくなり、ノイローゼ気味になってしまった主人公の男子高校生が、転校先の”三流”高校で出会った人たちとの交流を通じて少しずつ変わってゆく、といった青春ストーリー。
中学受験を夢見ていた当時の私、受験って病気になってしまうようなモノなのか、という衝撃と、絵が可愛くないと思ったことも、印象に残った理由です。
まん丸デカ目がまだまだ主流だった時代、吉田秋生の描く目の細い人物像はものすごく印象的でした。
そして、この作品でカミュの『異邦人』を知りました。
ノンノン、こっち↓
昭和の少女漫画からは、本当にいろいろ学びました。
と言うか、観ているだけで覚えてしまいましたし、今改めて漫画家さんの知識の広さ、深さに感動します。
さて、ナゼ『楽園のこちらがわ』を探し求めたかと言いますと、きっかけは『BANANA FISH』のアニメ化↓
それで『楽園のこちらがわ』のことを思い出し、もう一度観たいと電子書籍を探してみたのでした。
ところが、『BANANA FISH』アニメ化&吉田秋生デビュー40周年ということで、古い作品の電子書籍も出回っていたのに、『楽園のこちらがわ』が収録されている単行本『夢見る頃をすぎても』はナゼか電子書籍化されておらず。
後日、もう一度探したら小学館eコミックストア↓に電子書籍を発見。
『楽園のこちらがわ』の試し読みができます↓
『吉祥天女』で吉田秋生ファンに
私が吉田秋生ファンになったのは、中学時代に『吉祥天女』を観てから。
『吉祥天女』は、昭和58年=1983年~1984年に別コミ誌上で連載された作品。
この当時の吉田秋生の画は、ちょっと『AKIRA』のころの大友克洋を彷彿させるタッチで、ストーリーはミステリー、Wikipediaには”サイコスリラー”と載っています。
『吉祥天女』も映画化、ドラマ化されています↓
その後、多くの吉田秋生作品を観てきたけれども、最初に観た『楽園のこちらがわ』はどの雑誌に載っていたんだろう、となり、インターネットで検索、昭和52年の別コミと探し当てたという次第。
吉田秋生で知った本と思い込みの話
先程も書きましたが、私は『異邦人』を吉田秋生の『楽園のこちらがわ』で知ったのですが、今回も吉田秋生作品で本を知ることとなりました(笑)
アニメ「BANANA FISH」のエピソード4↓のタイトルが”楽園のこちら側”でしたが
てっきり吉田秋生の漫画作品の方からつけたタイトルだと思い込んでおりましたらば↓
フィッツジェラルドの本のタイトルだったんですねえ↓
それでわかったのですが、アニメ「BANANA FISH」は、各エピソードにフィッツジェラルドやサリンジャー、ヘミングウェイの本のタイトルがつけられておりました。
そういえば、フィッツジェラルドもサリンジャーも、昔読んだけど全く覚えていないから読み直そうかな。
思い込みと言えばもう一点。
『異邦人』の話を、”太陽が黄色いから人を”あやめた話と吉田秋生の『楽園のこちらがわ』で知ったと思い込んでいたのですが、今回観てみたら『楽園のこちらがわ』には全くそういうことは書かれてなかったという。
太陽が黄色いから云々という話は、いったいどこで?幻~☝?
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき、
ありがとうございます🍀